兵庫県より救急医療・救急業務功労者表彰を受賞、 川西市より感謝状を授与しました。
9月9日(水)午後2時から兵庫県公館において、救急医療・救急業務功労者表彰式が開催され、川西市ふれあい歯科診療所がその功績を認められ、井戸兵庫県知事より表彰状を授与されました。
また10月1日(木)午前8時30分から川西市役所において、大塩川西市長より川西市歯科医師会に感謝状が授与されました。これは川西市歯科医師会が所属の全歯科医院にAEDを設置し、地域住民の救急時の対応作りが認められたものです。
この2つの受賞について中川会長は次のように感想を述べました。「地域歯科医療を担う歯科医師会にとって、どのような状況でも遅滞なく医療サービスを提供することは課せられた責務です。その一端として、年末年始・ゴールデンウィーク時の休日診療は、以前は会員の医療機関持ち回りで行ってきましたが、市民の方々の要望の高まる中、川西市の深いご理解の下、日曜日の救急対応も含め、高齢者の方々の診療とともに、平成10年「高齢者歯科診療所」としてオープンしました。その後平成15年障がい者の方々の診療も行う「ふれあい歯科診療所」としてリニューアルし、現在に至っています。
また、AED設置については市民の救急医療を確保することに努めるという医療人としての自覚であり、また地域に生かされている私たちの職種から些少のお礼の気持ちとして決断したところでもあります。
歯科医師会としては、二つとも時代の要請の中、至極当然の事業を行ったまでであり、今回の受賞と感謝状をいただいたことには、少々戸惑いもありますが、高い評価を得たことに深く感謝し、会を代表してお礼申し上げます。」
また、ふれあい歯科診療所を管理する今西常務理事は「同診療所を開設して10年が経過し、構想より立ち上げまで関与した者として、今回の受賞は大いに喜ばしく思っています。歯科における救急医療といえば、交通事故や不慮の怪我などが代表とされますが、炎症や痛み、腫れにもしっかり対応できるよう、日曜日や祝日、年末年始など年間70日程の休日の応急救急に備えています。最後に、この診療所を支えてくださっている川西市の行政の方々、地域歯科衛生士グループ“カミングハーモニー”のみなさん、そして出務していただいている川西市歯科医師会の先生方に感謝申し上げます。」と述べました。