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お口の健康情報
川西市歯科医師会が皆さんの歯に関するさまざまな役立つ情報を発信
お母さん・子供編
■乳歯のむし歯と歯並び
■歯のトラブル増える思春期
■親知らず
■定期的な検診が大切です
■外傷適切な処置
■小児の生活習慣病の予防に幼児期からかむ習慣を
■子どもの歯肉炎は歯周病の第一歩に
■歯の健康・あいうえお
■与える親側に問題
■軽く時間をかけて歯ブラシの磨き方
■砂糖さんと歯磨きさんのおはなし
■赤ちゃんのむし歯を防ぐために
■過剰摂取は食欲減退
■まずは朝食後に磨こう
■乳歯は生え変わるけれども
■おやつの選択
■妊娠3ヶ月で歯の芽
■六歳臼歯の治療は一日も早く
■親の努力で良い歯に
成 人 編
■高齢になっても自分の歯で食べるために
■歯がしみる象牙質知覚過敏症
■早期治療が決め手です。30代からの歯周病
■かみ合わせが悪い
高 齢 者 編
■入れ歯の必要性
■致命傷になる誤嚥性肺炎
■歯の根元に多い高齢者のむし歯
■我慢しないで調整を調子の悪い入れ歯
歯の根元に多い高齢者のむし歯
高齢者になるとまずむし歯、それに年齢と共に歯周疾患”いわゆる歯槽膿漏”などが多くなり、歯が抜けて義歯(入れ歯)が必要になってきます。 若年者のむし歯は大部分が奥歯では歯の噛み合わせ面、前歯では接触点(隣の歯と歯が強く接する点)に発生します。このようなむし歯の出来やすいところが、高齢者になると変わってきます。これは歯ぐきが痩せるのと関係があります。 早い人では二十歳前にすでに歯周病のために、歯肉がやせる場合もありますが、四十歳前後では、だれでも多かれ少なかれ、歯肉がやせる老化現象の微妙な現れとして出てきます。歯肉がやせてきますと、歯と歯の間にすき間が出来、食片がつまったり、汚れたりし、歯ブラシで磨いても、なかなかきれいにならないのと、唾液の量が少なくなってむし歯になりやすくなります。 このように、高齢者のむし歯は噛み合わせ面よりも歯と歯の間の根元の部分が非常に多くなってきます
。
若いころの歯の噛み合わせ面にできるむし歯は鏡で見て早期に見つけやすいですが、中、高齢者のむし歯は、口をあけて自分で鏡を見たぐらいでは、なかなか早期に見つけることはできません。 まして、そこに何年か前に入れた金属冠が被っていたり、充填してあったり、義歯がはいっていたりすると、治した歯だからと言って安心していると、早期発見が遅れることがあります。
歯科医師会では「一生自分の歯で食べよう」と言う呼びかけをしています。 何と言っても、自分の歯で食事するのが一番おいしいわけです。一生自分の歯で食べられると言う目標に、少しでも近付くために、高齢者も、鏡で口のなかをみてもむし歯がないから、昔、治してあるからと油断しないで、定期的に歯科医院で検診を受ける必要があります。
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