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お口の健康情報
川西市歯科医師会が皆さんの歯に関するさまざまな役立つ情報を発信
 
お母さん・子供編
■乳歯のむし歯と歯並び
■歯のトラブル増える思春期
■親知らず
■定期的な検診が大切です
■外傷適切な処置
■小児の生活習慣病の予防に幼児期からかむ習慣を
■歯の健康・あいうえお
■与える親側に問題
■軽く時間をかけて歯ブラシの磨き方
■砂糖さんと歯磨きさんのおはなし
■赤ちゃんのむし歯を防ぐために
■過剰摂取は食欲減退
■まずは朝食後に磨こう
■乳歯は生え変わるけれども
■おやつの選択
■妊娠3ヶ月で歯の芽
■六歳臼歯の治療は一日も早く
■親の努力で良い歯に
 
成 人 編
■高齢になっても自分の歯で食べるために
■歯がしみる象牙質知覚過敏症
 
高 齢 者 編

■入れ歯の必要性
■致命傷になる誤嚥性肺炎
■歯の根元に多い高齢者のむし歯
 
我慢しないで調整を調子の悪い入れ歯

「どうも入れ歯は合わない」、「急に年を取ったようで馳ずかしい」、「痛くてはめていられない」、「かんでもかみ切れない」、「何を食べても美味しくない」、「よく外れる」、「気持ちが悪い」など、種々な理由で、せっかく作った入れ歯を入れてもらえないことがままあります。
これは患者さんの入れ歯の対する期待が大き過ぎるからだと思います。急に痛みだし、治療が長びくのも大変だということで、即抜歯を希望し、抜いた後にきれいに歯並びをそろえて欠損部を補えば、きっとよくかめると思い込んでつい期待が過ぎてしまう。いざ入れてみるとぴっくり。ロの中がいっぱいで舌も動かない。ノドはつかえて話もできない。食べることはおろか、ロの中が痛くて気分もイライラ。これは少々、オーバーですが最初から上手にいくことはごくまれなことです。

科医は、入れ歯を作る過程で、患者さんが過度の期待を持たないように入れ歯は難しいものだから、少しずつ慣れていくようにそのつど、入れ歯の特長や欠点を説明し、根気よく使ってもらえるように努めます。だから、我慢してもらうことは、我慢してもらい、調子がよくないところは調整し、一度入れたらそれきりということがないように何度も来院し、調整して下さい。

(荒垣先生の奥様の作品)
歯を入れて我慢していただきたいこと、慣れてもらいたいことは、味覚、発音障害(しやべりにくい、しやべれない)です。多少、義歯を修正することで回復しますが、慣れが必要です。違和感、ダ液分泌異常、ダ液の出過ぎ。または口の中がカラカラに乾燥する。イライラ気分が落ち着かない、かめない、かみにくい、取り扱いが面倒−などいろいろありますが、大半が義歯調整でよくなります。我慢していけないことは痔(とう)痛。痛いのは放っておいてもよくなりません。それは入れ歯が大き過ぎる、あごの骨の状態で咬(こう)合圧(かむ力)が均等に当たらない、入れ歯の内面に凸凹がある−などの原因で痛みが出るので、絶対に我慢しないで調整を受けて下さい。傷ができる場合も同様、また、ほほや舌をかんだりすることもあります。入れ歯の調整を勝手に自分ですると、ほんのわずかのつもりでヤスリで削っても時にはそれが入れ歯全体のバランスを崩し、せっかく作った入れ歯を駄目にしてしまいます。必ず歯科医に任せて下さい。
れ歯になじめない原因の大きなものは、やはり入れ歯に対する期待のかけ過ぎです。
入れ歯を入れたらもっとかめる、もう少し何とかなると期待する半面、入れ歯に対する知識や認識が足りなくて、こんなはずではないと思い込んでしまうのです。
 
 
 
 
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