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これでは「どうぞ、私の子供にむし歯を作って下さい」といっているようなものですね。特に子供がむずかるとかミルクを飲みたがらないとかいう時に、すぐにほ乳瓶でジュースや乳酸菌飲料を与えることは、最も危険なことなのです。 |
それにもう一つ。「むし歯は夜、作られる」という言葉もあるように、夜寝かしつける時に与えることなどは全く論外です。そのわけは、眠ると唾液の出るのが少なくなって、洗い流す作用、酸性を中和する作用が効かなくなり、赤ちゃんの歯は強い酸の中に浸したような状態が続くので、口の中にある歯はすべてむし歯になる可能性が大となるのです。 |
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それでは一体、どうしたらよいのか。まず、ほ乳瓶でジュースや乳酸菌飲料を与えるときは、薄めにして、その回数や量を決めて短時間に与えることが最も大切なのです。その後、白湯や番茶を飲ませることによって糖分を口の中に残さないようにすることです。
また、水を含ませたガ〜ゼや綿花などで歯を丁寧にふいてやることを必ず実行してほしいものです。面倒だからといって、こうしたことを怠ると、あなたのかわいい子供さんは、必ずむし歯になることうけあいです。
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