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お口の健康情報
川西市歯科医師会が皆さんの歯に関するさまざまな役立つ情報を発信
 
お母さん・子供編
■乳歯のむし歯と歯並び
■歯のトラブル増える思春期
■親知らず
■定期的な検診が大切です
■外傷適切な処置
■小児の生活習慣病の予防に幼児期からかむ習慣を
■歯の健康・あいうえお
■与える親側に問題
■軽く時間をかけて歯ブラシの磨き方
■砂糖さんと歯磨きさんのおはなし
■赤ちゃんのむし歯を防ぐために
■過剰摂取は食欲減退
■まずは朝食後に磨こう
■乳歯は生え変わるけれども
■おやつの選択
■妊娠3ヶ月で歯の芽
■六歳臼歯の治療は一日も早く
■親の努力で良い歯に
 
成 人 編
■高齢になっても自分の歯で食べるために
■歯がしみる象牙質知覚過敏症
 
高 齢 者 編

■入れ歯の必要性
■致命傷になる誤嚥性肺炎
■歯の根元に多い高齢者のむし歯
 
授乳後お湯か番茶を 赤ちゃんのむし歯を防ぐために
 
 赤ちゃんは自分で歯みがきやブクブクうがいなど、自分の口の中をきれいにすることはできません。お母さんが与えてくれる母乳やミルクをただひたすら飲んで大きくなっていくわけですが、そこで問題になるのはその飲ませ方とその後の処置で、これをうまくやらないと、必ず大切な赤ちゃんの歯をむし歯だらけの見るも無残な状態にしてしまいます。ですから子供が自分で歯を守ることのできる年齢までは、お母さんが責任を持ってやらなければなりません。特に歯が生えてから3歳ごろまでの間はとても大切な時期であることは、3歳児までにむし歯を持つ子供がいる現状を見てもわかると思います。

 ほ乳瓶は赤ちゃんを育てるのに必要なものでありますが、使い方を誤ると、これはまさにむし歯の製造器そのものであって、お母さん方は毎日せっせとむし歯を作ることに精を出しているのかもしれないのです。
糖分の入ったミルク、ジュース、乳酸菌飲料をほ乳瓶に入れて長い時間、口にくわえてダラダラ飲ませることは、その間じゅう砂糖漬けにしておくことになり、口の中はむし歯菌で酸性になりっぱなしというわけです。

 これでは「どうぞ、私の子供にむし歯を作って下さい」といっているようなものですね。特に子供がむずかるとかミルクを飲みたがらないとかいう時に、すぐにほ乳瓶でジュースや乳酸菌飲料を与えることは、最も危険なことなのです。
 それにもう一つ。「むし歯は夜、作られる」という言葉もあるように、夜寝かしつける時に与えることなどは全く論外です。そのわけは、眠ると唾液の出るのが少なくなって、洗い流す作用、酸性を中和する作用が効かなくなり、赤ちゃんの歯は強い酸の中に浸したような状態が続くので、口の中にある歯はすべてむし歯になる可能性が大となるのです。
 それでは一体、どうしたらよいのか。まず、ほ乳瓶でジュースや乳酸菌飲料を与えるときは、薄めにして、その回数や量を決めて短時間に与えることが最も大切なのです。その後、白湯や番茶を飲ませることによって糖分を口の中に残さないようにすることです。
 また、水を含ませたガ〜ゼや綿花などで歯を丁寧にふいてやることを必ず実行してほしいものです。面倒だからといって、こうしたことを怠ると、あなたのかわいい子供さんは、必ずむし歯になることうけあいです。
 
 
 
 
 
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