1歳半児ともなりますと、ふっくらとした愛くるしい顔の中に、にっこり笑った小さな口元からのぞいた美しい歯が、とっても印象的なものです。
さて1年半がたって3歳児の検診がやってきました。私たちが「大きくお口を開けてごらん」といってのぞいたとたん、びっくりぎょうてんしてしまいます。
あれほどきれいな口の中が、もう虫歯やら歯肉にウミをもった子どもに「ヘンシーン」してしまっているのです。お母さんは「ガックリ」と肩をおとしているように見えます。このままにしておくと、もう手遅れになってしまいます。
あれほどきれいな口の中が、もう虫歯やら歯肉にウミをもった子どもに「ヘンシーン」してしまっているのです。お母さんは「ガックリ」と肩をおとしているように見えます。このままにしておくと、もう手遅れになってしまいます。
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すぐにも歯科医院の門をくぐらないといけないのです。こうなってしまうとお母さんたちも真剣にならざるを得ません。そこで虫歯になっているところへ、つめたり、冠をかぶせたり、時には抜歯をして、子どもの入れ歯を作ってやらなければなりません。
どんどんと成長していく子どもたちが、よくかみ、十分な栄養をとり、立派な身体を作っていく手助けをしてやらないといけません。もちろん、きれいな口の子どもたちもおおぜいいます。そうしたお母さんたちは、また前回同様、胸をはって私たちに頭を下げて元気よく帰っていきます。
どうか、できるだけ多くのお母さんたちが胸を張って検診の受けられるように、常日ごろ、むし歯から子どもたちを守ってやるよう努力していただきたいものです。
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