定期的な検診が大切です一生自分の歯で食事を

お口の健康情報

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お母さん・子供編

■小児の生活習慣病の予防に幼児期からかむ習慣を

成　人　編

■早期治療が決め手です。３０代からの歯周病

高　齢　者　編

定期的な検診が大切です一生自分の歯で食事を

動物の体の各部分はその動物の一生の間使えるはずです。
例えば、歯やキバのなったトラやライオンは、餌をとることすらできないし、牛や馬も歯がなければ飢えて死ぬでしょう。
　人間の歯も同じで上手に手入れをして使えば一生自分の歯で楽しく食事ができます。
義歯すなわち入れ歯の世話になっている人は、毎日どれほど不便を感じていることでしょう。義歯はどんなによくできていても本物ではなく代用品なのです。上手に使えばそれほど不便を感じないわけですが、本物に比べるべくもないのです。だから、自分の歯を大切にしてください。
歯をなくす原因の大部分は歯周病（歯槽のうろう）で、残りがう触（むし歯）といえます。歯をなくさないためには、これらの早期治療がぜひ要です。
ですから、どこも悪くないと思っても、年に一、ニ度は、歯科医にみてもらいましょう。

しかし、最も大切なことは、う触や歯周病にならないことです。そのためには、

１、口の中をいつも清潔に
　食事やおやつのあとはすぐに歯をみがき、十分にうがいをしましょう。また細菌の塊である歯石は、きれいにとってもらいましょう。

２、正しい歯並びで
　十二歳ぐらいまでの口の管理が特に大切です。この時期の状態が悪いと、それが永久歯にもちこされ一生苦しむことになります。

３、正しくかむ習慣を
　いつも正しく上下の歯できちんとかみましょう。これらに十分気をつければ、あなたは自分の歯で一生を楽しくすごせるでしょう。

４、悪いところは完全に治す
　痛くないからといって放っておかないこと。悪くなりすぎるとかえって傷まないときがあります。

５、不適合な義歯などはきちんと治す
　これが原因で歯周病などになったり、ひどくなったりします。