実際に砂糖は、私たちが生活するのにどうしても必要なものでしょうか?もちろん砂糖は炭水化物で、体にエネルギ〜や熱を与え、その結果、体を動かす燃料になります。体が使える以上の炭水化物を摂取すると、余った分は脂肪になります。
さて、体がエネルギーを必要とするのに、なぜ砂糖を食べすぎてはいけないのでしょうか。問題は砂糖が他の炭水化物と異なり、タンパク質も無機質もビタミンも含まれていないということです。カロリー以外の何の栄養分もないのです。あるのはカロリーだけです。砂糖大さじ一杯(15グラム)の中に、60カロリーが含まれています。栄養学者は「中身のないカロリーだ」といいます。砂糖には、果物や野菜などのような栄養価の高い食品としての役割は全くありません。 |
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一缶の清涼飲料水の中には、大さじ9杯分ほどの砂糖が入っています。 食前に飲むと、その中身のないカロリーで食欲が満たされてしまい、体に必要な食物が食事時に入りにくくなります。体重は増えるが、実際、栄養価の高いものが入っていないことになります。 歯に関することだけでしたら、キャラメルやチョコレートのように、歯にくっつきやすいものの方が長時間、歯の表面に砂糖が触れているので、むし歯になりやすいのですが、どちらにしても甘い物を食べたりのんだりしたあとには、特によく歯を磨くようにしなければならないのです。 |
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