お口の健康情報

川西市歯科医師会が皆さんの歯に関するさまざまな役立つ情報を発信

お母さん・子供編

■小児の生活習慣病の予防に幼児期からかむ習慣を

成　人　編

■早期治療が決め手です。３０代からの歯周病

高　齢　者　編

歯のトラブル増える思春期、噛まない食生活が原因に

せっかく生えそろった永久歯も、この思春期にむし歯の総攻撃を受けることになります。
小遣いで無制限に甘いものを食べたり、歯みがきがおろそかになったりするからでしょう。問題はむし歯ばかりではありません。歯肉炎などの歯周病が最近若年層にひろがりつつあります。その原因はいろいろ考えられます。もともと思春期性の歯肉炎を起こしやすい時期ですが、加えて若者の食生活の変化が大きく影響していると思われます。

食生活を振り返ってみると、最近は確かによく噛むことを必要とする食べ物が激減しています。
若者に人気のあるメニューは、ハンバーガー・スパゲッティー・カレー・クリームコロッケ・グラタン、そして数々のインスタント食品、すべて柔らかいものばかりで、歯にくっつきやすい物ばかりです。そのため、噛む回数が減り歯をささえている歯茎が弱くなっています。このような歯周病の予防には、歯にまとわりつくやわらかい食べ物をなるべく避けて、硬い食べ物や繊維性の食べ物をたべるようにするなどの食生活の改善と歯と歯茎のていねいなブラッシングが必要です。

歯並びや噛み合わせなど口の中の形や生活習慣・食習慣などは一人一人違っています。
自分のウイークポイントを知ってそれに合った
ブラッシングなどの手入れの方法を知ることが大切です。かかりつけの歯科医院でブラッシング指導や定期健診などを受け、“自分の体は自分で守る”というよい習慣をつけたいものです。

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